ちょっとまじめに考えるTPP

野田首相がTPP交渉参加を表明。


ある調査では参加反対が6割を超えているんだとか。

「どういうことでつか?」

日本の医療保険制度がどうの、日本の農業がどうの、・・・がどうのと、どうのこうの・・・。
個人的には、アメリカ含め — ほとんどだな — 海外とのいろいろな交渉ごとの中で、大騒ぎになった — 最近だと、ガット・ウルグアイラウンド農業交渉、日米安保闘争なんてのもあるかな — 事柄で、いまになってどれだけ不都合があって、そのころと比べてどれだけボクたちの生活が不便になって、苦しくなっているのか、各部屋にはテレビがあって、家族一人に一台車があって、
「何をギャーギャー騒いでいたんだ?」
と思う人はいないのかと思うのであります。


細かい内容はわかりませんし、政府も国も信頼はしてません、信頼してはいませんが、覚悟のある人たちはいると思っています。

この国の10年、20年先を考えた場合に、日本という国が海外からの資源、食料に頼らずに、自給自足で生活していくということであれば、別に何も言うことはないのでありますが、これまでの経済成長というのは、海外と貿易をすることによって築かれてきたという現実があって、いまのボクたちの生活もそれを前提にしないと成り立たない仕組みになっているのではないでしょうか。

TPPに参加しなくても貿易はできるとお叱りを受けるかもしれませんが、果たして、それで貿易収支が赤字にならなければ、ある特定の産業だけが潤って、大多数の産業は衰退してしまうことにならなければ良いのですが、いかがでありましょうか?


なぁんかこの国の議論を聞いていると、犬小屋の奥の方から、ギャンギャン鳴く犬がいて、その犬が何に鳴いているかと思ったら、重箱の隅にいるアリに向かって吠えていた、みたいな。

思うに、国を動かす立場にあるもののすることは何かと言ったら、まず第一にこの国の向かう方向を示すこと。
一部の輩は、『国民を代表している』、『国民から選ばれた』という意味をはき違えて、いつも騒ぎ立ててメディアを喜ばせているということに気が付いていないようであります。

「地方議員ならいざ知らず、国会議員がこんなことで本当に大丈夫なのか、この国の将来は」


木を見て森を見ずのような議論は、もういい加減に止めてもらいたいものであります。


「まぁね、これだけ大騒ぎしているけどね、結局ね、既得権に縋(すが)りたいだけなんだと思う」

「この国の連中に任しておいてもね、国内の制度改革がまったく前に進まないからね、ある意味、大きな地殻変動を起こさざるを得ないようなことがね、海外からやってくるのは別に悪くないと思うよ」

「食べるものがなくなったり、住むところがなくなったり、着るものがなくなったりはしないってば(笑)」


まぁ、犬小屋の奥の住人は、交渉がうまく行ってもいかなくても、やれ、反対しただの、協力できないだの、いろいろ理由を付けて、この国のガラパゴス化を加速するんだろうけど・・・。


一番問題なのはそれなんだよ、ホント。



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