ちょっと徳山ダムまで・・・

原付バイクに乗るようになって、最近めっきり車のエンジンをかけることがなくなってきた。
年式が古いので、ずっと動かさないままだと、ぼちぼちバッテリーも心配なので、一週間に一度くらいは走らせないとヤバそうなんだけど、ここんとこ天気が良くて乗ることがなかったもんですから・・・。

東海環状の西側に大垣西インターができたおかげで、徳山ダムがちょっと近くに感じるようになったので行ってみた。

徳山ダム

「もうダムは必要ないだろう」と新聞・テレビを騒がしていたのも今は昔。徳山ダムの総貯水量は66,000万立方メートルで日本最大、といわれてもピンとこないけど、ダムの下にはかつて約500世帯、1,500人ほどの人たちが暮らしていたという。



徳山会館



徳山ダムから上流に、トンネルをくぐって1~2分上流に当時の村の暮らしを伝える徳山会館がある。

徳山湖

徳山会館から見る徳山湖


徳山村の暮らし 灌水のはじまった徳山ダム

展示パネルからは、当時暮らしていた人たちの様子がわかる。たしかに山奥で不便だったとは思うんだけど、役場はもちろん学校や診療所があり、たくさんの人たちの生活があったわけだ。その人たちの故郷はいまは水の中だ。パネルで生き生きとした表情を見せている人たちは、自分たちの生まれ育った村が少しずつ水の中に沈む姿をどんな気持ちで眺めていたのだろう?村を離れていった人たちの、暮らしたことのない土地での生活はどんなだったろう?もう帰りたいと思っても帰ることはできないわけだ。そんなことを考えると、感傷的な気持ちになってしまう。もう歳だな f(^_^)


最近のすさんだ報道を見聞きするにつけ、豊かさや便利さというのは何のためにあるんだろうと思ってしまう。

ほんの、ほんの少しなんだけど、かつての徳山村の生活にふれてみて、豊かになればなるほど、便利な世の中になればなるほど、物理的にも精神的にも、自分たちが帰ることのできる『故郷』がなくなってしまっているんじゃないかと。
『故郷』がなくなってしまった不安や孤独を、豊かさや便利さでごまかすことを覚えてしまったのではないかと。

で、いつまでもごまかしていられりゃいいんだけどね、みたいな。


なんて、柄にもないことを・・・(笑)

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