『水の城 ~ いまだ落城せず ~』

来年秋公開予定の『のぼうの城』の原作


ではないのであります。

『のぼうの城』オフィシャルサイト

この映画、当初は今年の秋の公開予定だったそうでありますが、この映画の見所とも言える忍城(おしじょう)の水攻めのシーンが、東日本大震災の津波の被害を連想させるのではないかということで、公開を約一年延期することになったんだとか。



個人的には、城の水攻めのシーンよりも、蓮の沼に浮かんでいるように見えたという美しい『水の城』がどのように映像化されているのかというのに非常に興味が湧くのでありますが・・・。

忍城について



『水の城 いまだ落城せず』 風野真知雄 著

水の城 いまだ落城せず / 風野真知雄 著

豊臣秀吉は西国をほぼ制圧し、天下統一のために徳川家康と手を組んで関東の北条氏を伐つべく兵を進める。
北条氏の勢力は関東一円に渡り、領内の城は40を超え支城や砦を加えれば100以上にもなったというが、総勢20万ともいわれる秀吉軍はまたたく間に城を落としていった。
そのなかで、石田三成が率いる秀吉軍2万に対して、忍城側は籠城し武士・足軽500と百姓あわせて3000で迎え撃つ。
そして、この忍城は最後まで持ちこたえ、小田原城の落城後に開城となった。



『籠城』というと、なんとなく暗ぁいイメージがするのでありますが、不思議な余裕というか明るさを感じるのでありまして、黒澤明監督の『七人の侍』を見たときのような爽快感があったのでありました。


「なぁに、それは、いつも城の皆に顔を見せているということだけだった。わしの顔がゆとりの窺える表情であったなら、城の者も安心できるであろう。逆に不安が現れていたなら、城の者にも動揺が広がるであろう。幸か不幸か、わしは気持ちが正直に顔に出るらしい。だから、すぐに城の者に見破られてしまうだろうが、それも覚悟のうえで、とにかく顔を、衆目にさらすように心がけた。実際、気をつけたのはそれくらいのものだった」

本文より



人生何度目かの『一気読み』
おもしろうございました。



映画『のぼうの城』の原作は、こちらの2冊


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