『ファイナル・クラッシュ』

世紀末予言的な・・・。


実際、帯には『世界中のユダヤ人がひそかに読んでいる衝撃の予言書』なんて書いてありますが・・・。

東日本大震災が起きてからでしょうか、最近、特にこういった『極端』な書籍が多く発行されているように思うのは、ボクだけでありましょうか?

まぁ、何となくでありますが、ここんところの世界や日本の情勢を見聞きしていると、
「相当のっぴきならないところまで来ちゃってるんじゃないかな」
とは思うのでありますが、じゃあ、どうしてそんなことを思うのか、どうしてそうなってしまったのか、で、これからどうなってしまうのか、なんていうのは、やっぱりどこかからヒントをもらわないことには、ただ、
「なんだかなぁ」
と思っているだけで、ちっとも前に進まないのでありました。

果たして、この本がどういったヒントを与えてくれるのか、はたまた、まったくチンプンカンプンの代物なのか・・・。
「何でもそうだけど、出会いなんてのは、こんなもんさ」
ということで、Amazonで購入と相成りました。

最近、本当にネットでモノを購入することが増えました。
以前も書いたような気がするのですが、頻繁に外に出かけるならいざ知らず、行動範囲の狭いボクには、わざわざ出かけて行って、それで目的のモノがなかった場合のやるせなさといったら、
「ガソリン代と、往復の時間どうしてくれるんだ」
ましてや、
「もう一軒」
てなことで、行ったは良いが、やっぱりありませんでした、では、
「全然省エネにもならんではないか」

片や夏の暑いのにエアコンを付けるのを我慢して、
「これも地球温暖化や省エネに少しは役に立ってるんだ」
なんて頑張ってみても、まったくの意味なしであります。

そんなことがたびたび、それも連続するので、いろいろとソロバン勘定した結果、
「じゃ、ネットで」
が右肩上がりの今日この頃なのでありました。



『ファイナル・クラッシュ』 石角完爾 著

『ファイナル・クラッシュ』 石角完爾 著



どれだけモノを作っても、買ってもらわないことには始まらない。
いつの頃からか、借金してでも消費をしてもらわないと成り立たない世の中になってしまった。
それは国も同じで、経済活動を良くして国民生活を守るという名目で『国債』という体の良い『借金』をするのが当たり前になってしまった。
そして、借金を続けていれば、いつかは破産するに決まっている。
その時はいずれやってくる。

その時のために備えておかないといけない。

けれど、そのためにシンガポールにお金を移せだとか、金に投資しろだとか言われたって、そんなことは、お金が有り余っている人がすることで、ボクのような人間にはカンケーのないことであります(笑)

筆者が本当に言いたかったのは、それぞれが真の『豊かさ』とは何かと言うことを考えるべき時に来ているということではあるまいか。


かつてのローマ帝国でおこなわれたのと同じ詐術、真の価値を持っていたはずの貨幣の希釈が、じつは今日も進行しているのではないかと。

本文より


ジャーナリストのジャン=ポール・カウフマンは「天気予報に実際の天気が従わないのと同じぐらい、経済はエコノミストの予想に従わない」と述べたが、気象予報士とエコノミストのもう一つの相似は、どちらも「海を研究しながら航海に出ない専門家」だということだ。

本文より


政府が借金を抱えることは、通貨の増刷と同じことなのである。従って、ある国の政府のデフォルト(債務不履行)の危機が迫って借金証文である国債の価値が暴落する場合、例外なく為替市場におけるその国の通貨の価値も暴落する。

本文より


このように故事に学ぶユダヤ人の知恵を見るにつけ、日本の指導者たちの愚かさに暗然としてしまう。かつてのバブルのとき、日本政府はお金の使い方がわからずに、「ふるさと創生事業」という名目で地方自治体に交付金をばらまいた。自治体に一億円である。
さらにその使い方がわからなかった自治体の長は、ゴールドの風呂を鋳造して、村民に入ってもらったりしたという。そんなことをして金を使い尽くしたところで、失われた二〇年に突入し巨額の借金を抱え、そこに東日本大震災が起きた。日本は豊作のバブルの時に倹約をせず、国家予算を何倍にも膨れ上がらせてしまって、いっさい蓄えをしなかったのである。おかげで大変な被害を受けた今になって、何をしようにもお金がなくなってしまっている。

本文より



いくらモノがあって、便利で豊かになったと言ってみたところで、自分は一人、1日は24時間、1年365日で変わらない。

家の中を見渡してみれば、何年も使わずに置いてあるものもある。
もちろん、ないよりはあった方が良いモノだってある。
でも、どうしてもそれがないと生きていけないかというと・・・。

労働の対価として得られる賃金の範囲で手に入れたモノならまだしも、借金してまで手に入れたモノがそんな状態だったとしたら、目も当てられない。

『無駄遣い』とは、そういうことを言うのであった。

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